花山椒煮
山椒の木に咲く「花」を150年続く弊店独自のお醤油で炊きあげています。「実山椒」程ピリピリ感は少なく、ほのかな山椒の香りです。
白いご飯と食べて戴ければ口の中に花の香りが広がります。お酒の肴にとても最適です。
山椒の花
山椒の「花」はおもに関西地方で採取される貴重な食材です。収穫量も少なく「幻の食材」と呼ばれ高価な為、高級料亭等では春の味覚として珍重され、一般市場ではあまり見かけません。
花の咲く木は、自生する環境が限られ、害虫にも弱い為、寿命も短く多く育ちません。 又、開花する時期も四月半ばから十日程度と短い為、収穫が難しく、雨が降れば収穫はできません。急に気温が下がり遅霜になれば、枯れてしまいます。
お醤油
弊店では昆布を炊いた後の醤油は破棄致しません。炊き上げた昆布をざるにのせ醤油を切り、下に垂れた醤油は昆布の旨味が残っています。それを何年も使い続けています(鰻屋のタレと同じです)。
この醤油こそ財産で、各昆布屋それぞれの味になると弊店では教えられて参りました。
開花直後のものが最良な為、収穫した翌日には弊社工場に入り、即日加工にまわります。防腐剤など一切使用いたしませんのでお早めにお召し上がりください。